わかる!麻緒の葬式解説ブログ

2018年01月26日

葬式のお布施の金額やマナーとは

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葬儀を執り行うとなれば、ある程度まとまった費用が必要となり、葬儀業者に見積もりを出してもらい金額を知ることになります。しかしその際に忘れてはならないのが、見積もりには含まれていない費用です。その一つに僧侶に渡すお布施があります。一昔前は渡すことが当たり前でしたが、近年では時代の流れとともに考え方も変わってきて、渡す必要はないという考え方の人も増えてきていたり、葬儀業者の見積もりの中にすでに含まれているというケースも珍しくはなくなりました。しかし、基本的には葬式当日に僧侶に直接渡すものとなっています。悩むポイントとなるのは金額ですが、明確にいくらというわけではなく地域による違いもあるので事前によく確認しておくようにしましょう。お布施を渡すタイミングは、基本的には葬儀の始まる前の挨拶をする時か、葬儀後にお礼の挨拶をするときのどちらかとなっています。注意しておかなくてはならないのは、直接手で渡すのはマナー違反という点ではないでしょうか。渡し方としては、盆の上に布施を乗せてから渡す方法か、袱紗の上に布施を置いてから僧侶に渡すという二パターンがあります。いくら包めば良いのかわからないという場合や、渡し方がわからないという場合には、葬儀業者の担当者に聞けば教えてもらうことができます。僧侶に直接聞くという方法もありますが、はっきりとした金額を教えてもらうことができないケースが大半となるので気をつけましょう。