わかる!麻緒の葬式解説ブログ

2017年09月09日

喪服がない子供が着用するお通夜やお葬式の時の服装

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お通夜やお葬式では大人では喪服がありますが、子供の服装は悩みの種です。子供は日々成長し、礼服を用意してもすぐに大きくなってしまうため用意してもすぐに着れなくなってしまいます。子供が幼稚園や学校の制服がある場合には制服を着用します。

制服が制服となりますが、鮮やかな色のリボンやネクタイは取り外し参列します。制服が無い場合には、紺やグレーのスーツなど七五三などに着用したものがあればそれを利用して大丈夫です。スーツなどが無い場合には全身黒、ない場合には黒や紺、グレーや白を着用していきます。

派手な原色を避けて、男の子の場合には黒やグレー、紺などのズボンとブレザーそして白いシャツを着せます。女の子は白いブラウスに、黒や紺、グレーなどのブレザーとスカートやワンピースを着せるようにします。夏で暑くても露出が多いものは避けるようにします。

冬の会場は寒いため冷えないように下着を重ね着をするか、カイロを貼るなど対処します。パーカーやジーンズなどカジュアルな服装はお通夜や葬式には相応しくありません。またフリースやナイロン素材はカジュアルな印象になるため、ズボンやスカートは綿やウール素材のものを着用するようにします。

キャラクターのデザインやボーダー柄も相応しくありません。無地またはワンポイント程度のものにしておきます。忘れがちな靴は制服を着ているときに履いている靴があればその靴を利用しますが、ない場合には黒かグレー、白の靴を履かせます。

革靴が一番ふさわしいですが、ない場合にはスニーカーでも可能です。靴下は必ず履き、肌の露出は避けます。素足にサンダルなどや小さな子供がよく履いている音が鳴る靴は避けるようにします。